ブリーチありとなし、1回あたりの料金相場はどう違う?
結論:ブリーチありのカラーはブリーチなしと比べて、1回あたり5,000〜15,000円程度高くなるのが一般的な目安です。ただし、スタイルの種類やサロンの価格帯によって幅が大きいため、まずは代表的なメニューごとの相場を把握することが大切です。
ブリーチなしカラーの相場
ブリーチを使わない通常のヘアカラー(全体染め)は、一般的に6,000〜12,000円前後が相場です(店舗により異なります)。髪の長さや使用するカラー剤のグレードによって変動しますが、施術時間は塗布から仕上げまで約60〜90分が目安です。カラーのみのシンプルなメニューであれば、都市部の中価格帯サロンで8,000円前後が多く見られます。
ブリーチありカラー(ダブルカラー)の相場
ブリーチを1回行ったうえで希望色に染めるダブルカラーは、15,000〜25,000円前後が目安です。ブリーチ工程が増える分、施術時間も3〜5時間と長くなります。さらにケアブリーチ(髪のダメージを抑える処理を加えたブリーチ)を選ぶ場合は追加で2,000〜5,000円程度かかることがあります。ハイライトやインナーカラーはデザインの細かさによっても価格が異なります。
スタイル別の料金比較表
| メニュー | 料金目安 | 施術時間の目安 |
|---|---|---|
| ブリーチなし全体カラー | 6,000〜12,000円 | 60〜90分 |
| ブリーチ1回+カラー(ダブルカラー) | 15,000〜25,000円 | 180〜300分 |
| インナーカラー(ブリーチあり) | 12,000〜20,000円 | 120〜180分 |
| ハイライトカラー(ブリーチあり) | 15,000〜25,000円 | 150〜240分 |
※上記はすべて一般的な目安であり、地域・サロン・髪の長さ・状態によって異なります。
💡 チェックのコツ:予約前にサロンの公式サイトで「施術時間」も確認しましょう。料金が安くても施術が長時間になる場合、交通費・食事代などの間接コストが加算されます。
料金だけでなく「施術時間」も必ず事前確認を。ブリーチありは半日かかるケースも多く、スケジュール調整が必要です。
年間来店頻度から計算する「カラーだけの年間コスト」
結論:ブリーチなしカラーは年間4〜6回が一般的な目安なのに対し、ブリーチありのスタイルは色落ちが早いため2〜3カ月に1回、年間4〜6回の来店が同様に必要になります。ただし毎回ブリーチを重ねるか否かで年間総額が大きく変わります。
ブリーチなしカラーの年間コスト試算
ブリーチなしの全体カラーは、根元の伸びが気になり始める目安が約2〜3カ月です。年に4〜5回来店するとして、1回8,000円で計算すると年間32,000〜40,000円が目安になります。色持ちが比較的長く、毎回フルカラーでなくリタッチ(根元染め:4,000〜8,000円前後)を挟むことで費用を抑えることも可能です。
ブリーチありカラーの年間コスト試算
ブリーチで明るくしたヘアカラーは、色が抜けるスピードが速く、特にビビッド系・淡色系(ミルクティー・ラベンダーなど)は1〜2カ月で色味がほぼ消えることもあります。そのため2〜3カ月ごとのカラーリングが現実的で、年間4〜6回の施術が必要になるケースが多いです。1回20,000円×6回で計算すると年間120,000円になります。
年間コスト比較のまとめ
| カラータイプ | 年間来店回数の目安 | 年間カラー費用の目安 |
|---|---|---|
| ブリーチなし全体カラー | 4〜5回 | 32,000〜55,000円 |
| ブリーチあり(毎回ブリーチ) | 4〜6回 | 80,000〜150,000円 |
| ブリーチあり(初回のみブリーチ+以降はカラーのみ) | 4〜6回 | 50,000〜90,000円 |
※来店ペース・メニュー・サロンの価格帯によって変動します。あくまで参考の目安としてください。
💡 チェックのコツ:「初回だけブリーチして以降はカラーのみ」というスタイルを担当スタイリストに相談すると、コストと色持ちのバランスが取りやすくなります。
年間コストを把握するには「1回の料金×来店頻度」だけでなく、リタッチメニューを活用できるかどうかも確認しましょう。
見落としがちな「隠れコスト」──トリートメント・ホームケア費用
結論:ブリーチによる髪へのダメージは避けられないため、サロントリートメント代とホームケア用品費が年間で追加で20,000〜50,000円かかることを想定しておく必要があります。これが「ブリーチなしとの実質的な差額」をさらに広げる要因です。
サロントリートメントの費用
ブリーチ施術と同時に行うサロントリートメント(システムトリートメント)は、一般的に3,000〜10,000円程度が追加でかかります。毎回カラーのたびに施術するなら、年間6回で18,000〜60,000円の追加コストになります。サロンによっては「ケアブリーチ込みのセットプラン」を提供しているケースもあるため、事前に確認することをおすすめします。
ホームケア用品の費用
ブリーチ毛は乾燥・切れ毛・枝毛が起きやすいため、市販品よりグレードの高いシャンプー・トリートメント・ヘアオイルを揃えることが多くなります。ドラッグストアの一般品と比べると、月500〜2,000円程度高い商品を選ぶケースが多く、年間で6,000〜24,000円の差が生じる目安です。また、カラーシャンプー(ムラサキシャンプーなど)を週2〜3回使用するなら、1本1,000〜2,500円のものを月1〜2本消費する計算になります。
隠れコストの年間合計イメージ
- サロントリートメント(年6回):18,000〜60,000円
- カラーシャンプー(月1〜2本):12,000〜36,000円
- 洗い流さないトリートメント・ヘアオイル:6,000〜15,000円
- ホームカラー(リタッチ用)を使う場合:2,000〜6,000円
これらを合算すると、ブリーチ毛のケアにかかる隠れコストは年間で20,000〜100,000円超になるケースもあります(使用頻度・商品グレードにより大きく異なります)。
⚠️ 避けるべきサイン:「ブリーチ後は普通のシャンプーで大丈夫」とアドバイスするサロンには注意しましょう。ブリーチ毛のタンパク質変性には専用ケアが必要であり、適切なホームケアの案内がないサロンはアフターフォローが不十分な可能性があります。
カラーシャンプーは毎日使うと退色を早める原因になるものもあります。使用頻度は担当スタイリストに確認してから購入しましょう。
ブリーチあり・なしの「年間トータルコスト」を正直に比較
結論:カラー費用+トリートメント+ホームケアまで含めた年間トータルコストは、ブリーチなしが40,000〜80,000円前後、ブリーチありが100,000〜250,000円前後になるのが現実的な目安です。差額は年間で約60,000〜170,000円にのぼることがあります。
ブリーチなしの年間トータルコスト
ブリーチなしの場合、カラー費用(年間32,000〜55,000円)に加え、通常のホームケア用品(シャンプー・トリートメント・ヘアオイルで月1,000〜3,000円)を合算すると、年間44,000〜91,000円が一般的な目安です。サロントリートメントを毎回追加するかどうかで上下しますが、ブリーチを使わない分ダメージが少なく、ケア費用は最小限に抑えられます。
ブリーチありの年間トータルコスト
カラー費用(年間80,000〜150,000円)+サロントリートメント(18,000〜60,000円)+カラーシャンプーや専用ケア用品(18,000〜51,000円)を合算すると、年間116,000〜261,000円になるケースがあります。あくまで目安ですが、月換算で10,000〜22,000円程度の美容代になる計算です。
年間トータルコスト比較一覧
| コスト項目 | ブリーチなし | ブリーチあり |
|---|---|---|
| カラー施術費(年間) | 32,000〜55,000円 | 80,000〜150,000円 |
| サロントリートメント(年間) | 0〜24,000円 | 18,000〜60,000円 |
| ホームケア用品(年間) | 12,000〜36,000円 | 30,000〜51,000円 |
| 合計目安 | 44,000〜115,000円 | 128,000〜261,000円 |
※いずれも店舗・地域・使用商品のグレード・来店頻度によって大きく異なります。上記はあくまでシミュレーション用の参考値です。
💡 チェックのコツ:初めてブリーチを検討する際は、失敗しない美容室の選び方を参考に、ケアメニューの充実したサロンを選ぶと長期的なコストを抑えやすくなります。
年間コストに驚いたら、「ハイライトを部分的に入れるだけ」の中間的なオプションも検討してみてください。全体ブリーチよりも費用・ダメージを抑えられます。
ブリーチの「ダメージリスク」と追加コストへの影響
結論:ブリーチは髪のメラニン色素を分解する強い薬剤処理であるため、施術後の髪質変化が追加コストに直結します。断毛・チリつきが起きると、カットを頻繁にしたり、縮毛矯正が必要になるケースもあり、年間コストがさらに増える可能性があります。
ブリーチによる髪へのダメージとは
ブリーチは髪のキューティクルを開いてメラニンを脱色する作業です。厚生労働省の美容衛生に関する基準でも、ブリーチ剤(脱色剤)は医薬部外品として分類されており、使用方法・放置時間・頻度を誤ると深刻なダメージにつながります。具体的には、乾燥・枝毛・切れ毛・チリつき(ビビリ毛)などが代表的なリスクです。
ダメージが追加コストを生む仕組み
ダメージが進行すると、以下のような追加施術が必要になる場合があります。
- カットの頻度増加(傷んだ毛先を切り落とすため):通常の2倍ペースになるケースも
- 集中補修トリートメント(サロン施術):1回5,000〜15,000円前後
- 縮毛矯正(チリつきが激しい場合):15,000〜30,000円前後
- 断毛・切れ毛修復のためのヘアケア商品の増加
これらは予期しない追加支出になることが多く、事前のダメージ診断と担当スタイリストへの相談が欠かせません。初回施術前に美容室で上手に伝えるポイントを押さえておくと、スタイリストとのコミュニケーションがスムーズになります。
ケアブリーチという選択肢
近年普及している「ケアブリーチ」は、髪の内部補修成分(PPT・ケラチンなど)を配合したブリーチ剤や、施術中にトリートメント成分を同時作用させる技術です。通常のブリーチよりダメージを抑えられるとされており、追加料金(目安:2,000〜5,000円)を払ってでもダメージリスクを下げる選択肢として検討する価値があります。
⚠️ 避けるべきサイン:「ブリーチは何回でも重ねられる」と説明するサロンには注意が必要です。ブリーチの重ね度合いや間隔には適切な管理が必要であり、国民生活センターにも美容施術によるトラブル(化学熱傷・脱毛等)の相談事例が寄せられています(出典:国民生活センター)。
ケアブリーチ導入サロンを選ぶ際は、「何の成分でダメージを抑えているか」を具体的に説明してくれるスタイリストを選ぶと安心です。
自分の予算とライフスタイルで選ぶ判断基準
結論:ブリーチを選ぶかどうかは「なりたいスタイルの優先度」と「継続できる月間美容予算」のバランスで決めるのが最も現実的です。月の美容予算が10,000円以下ならブリーチなし、15,000円以上確保できるならブリーチありも現実的な選択肢になります。
ライフスタイル別の向き・不向き
ブリーチあり・なしは、見た目の好みだけでなくライフスタイルへの影響も大きいです。以下の観点で自分に合う選択を考えてみましょう。
- 職場・学校のカラー規定が厳しい方:ブリーチなしの自然な色味の方が選択肢が広く、調整もしやすい
- スポーツ・アウトドアをよくする方:紫外線でブリーチ毛の色落ちが加速するため、維持コストが上がりやすい
- 忙しくてサロンに頻繁に行けない方:ブリーチなしの方が色持ちが長く、来店頻度を減らせる
- トレンドカラー・個性的な色を楽しみたい方:ブリーチなしでは発色が難しい色も多く、ブリーチが必須になるケースが多い
- 産後・体質変化がある方:ホルモンバランスの変化でブリーチへの反応が変わることがあるため、担当者に相談を
コストを抑えながらブリーチカラーを楽しむコツ
どうしてもブリーチカラーを楽しみたいが費用を抑えたい場合、以下の工夫で年間コストを削減できます。
- 全体ブリーチではなくインナーカラー・ポイントハイライトにして、ブリーチ部分を最小限にする
- ブリーチは初回のみ行い、2回目以降はオンカラー(ブリーチなし)で色を乗せる
- カラーシャンプーを正しく使って色持ちを延ばし、来店頻度を下げる
- サロンのクーポン・定期来店割引・ポイント制度を積極的に活用する
💡 チェックのコツ:年代・髪質・目的別の美容室選びも参考に、自分の髪質とブリーチの相性をスタイリストに診断してもらうと、適切なプランを提案してもらいやすくなります。
失敗例と回避策
よくある失敗例として、「インスタで見たミルクティーベージュをブリーチなしで再現しようとした」というケースがあります。ブリーチなしでは元の髪色が暗い場合に発色が難しく、仕上がりが想定と大きく異なる結果になることがあります。こうしたトラブルを避けるには、カウンセリング時に「自分の髪の現状と希望の色の差」をスタイリストに率直に伝え、可能な範囲を確認することが重要です。予算の上限も事前に伝えると、オーバーしないプランを提案してもらいやすくなります。
「部分ブリーチ(インナーカラー)→全体ブリーチ」とステップアップすると、ダメージ・費用ともに段階的に管理できます。いきなり全体ブリーチをしないのが賢い選択です。
サロン選びで年間コストをさらに左右する3つのポイント
結論:同じブリーチカラーでも、サロン選びによって年間コストは数万円単位で変わります。料金だけでなく「技術力」「アフターフォロー」「メニュー構成」を総合的に見ることが長期的なコスト節約につながります。
①技術力と仕上がりの再現性
ブリーチカラーは技術差が出やすいメニューです。ムラのあるブリーチや色のかぶりが起きると、修正施術(色抜き・均一化など)が必要になり、追加費用が発生します。指名スタイリストの施術実績(Instagram・サロンのポートフォリオなど)を確認し、希望のスタイルに近い作品を多く持つスタイリストを選ぶことがリスク回避の第一歩です。
②メニュー構成と「セット割」の有無
ブリーチ+カラー+トリートメントをセットで提供しているサロンは、単品の合計より安くなる場合があります。たとえばダブルカラー+システムトリートメントのセットが単品合計より3,000〜5,000円安いサロンもあります。予約前にメニュー表をよく確認し、セット料金や回数券の有無を問い合わせてみましょう。
③カウンセリングの丁寧さとホームケア指導
施術後のホームケア方法を丁寧に指導してくれるサロンは、長期的に見てケア用品の無駄遣いを防ぎ、次回来店までの色持ちが良くなる傾向があります。初回訪問時のカウンセリングで「使うべきホームケア商品」「カラーシャンプーの頻度」「次回来店の最適タイミング」を具体的に教えてくれるスタイリストを信頼の基準にするとよいでしょう。口コミサイトの読み方については口コミサイトの正しい読み方も参考にしてください。
⚠️ 避けるべきサイン:初回カウンセリングが5分以下で、すぐ施術に移るサロンには注意しましょう。ブリーチは髪の履歴(過去のパーマ・カラーの状態)を正確に把握しないと、想定外のダメージや色の失敗につながります。
サロンの口コミを読む際は「ブリーチカラーの仕上がり」に言及した口コミを重点的にチェックしましょう。色ムラや色落ちの速さに関するコメントが参考になります。
ブリーチあり・なしで迷ったときの最終チェックフロー
結論:最終的な判断は「月に払える美容予算」「なりたい色の実現に本当にブリーチが必要か」「定期的にサロンに通えるか」の3軸で整理すると、後悔しない選択ができます。
ステップ別の判断フロー
以下のステップに沿って考えると、自分に合う選択が明確になります。
- Step1:希望の色を明確にする
参考画像を3〜5枚準備し、「この色はブリーチなしで出せますか?」とスタイリストに確認する。ミルクティー・アッシュ・くすみ系はブリーチが必要なケースが多い。 - Step2:月間予算の上限を決める
カラー・トリートメント・ホームケア込みで「月いくらまで美容に使えるか」を事前に決める。月10,000円以下ならブリーチなし、15,000〜20,000円以上確保できるならブリーチありも現実的。 - Step3:来店頻度を確認する
仕事・育児などの都合で2〜3カ月以上サロンに行けない時期がある場合、ブリーチありのスタイルは色落ちが目立ちやすい。来店可能な頻度と色の持ちが合うかを確認する。 - Step4:髪の状態を診断してもらう
初回のブリーチ前に、過去のカラー・パーマ履歴をスタイリストに正直に伝え、ブリーチに耐えられる状態かどうかを診断してもらう。 - Step5:複数のプランを比較する
「全体ブリーチ」「インナーカラー(部分ブリーチ)」「ブリーチなしで近い色を出す」の3案を提示してもらい、費用・ダメージ・仕上がりの違いを比較する。
判断を助けるスタイリストへの伝え方(例文)
カウンセリング時に使える例文を紹介します。
💡 チェックのコツ:「この写真のような色にしたいのですが、予算は月1万円前後で年間を通じて維持したいと思っています。ブリーチなしで近づける方法はありますか?もしブリーチが必要な場合は年間でどのくらいの費用になるか教えていただけますか?」と具体的に伝えると、スタイリストが適切なプランを提案しやすくなります。
まとめ:「1回の料金」だけで判断しないことが重要
ブリーチありとなしの差は、1回の施術料金だけを見ると5,000〜15,000円の差に見えますが、年間トータルで考えると60,000〜170,000円以上の差になるケースもあります。ホームケア・サロントリートメント・来店頻度まで含めた「実質コスト」を把握したうえで、自分のライフスタイルと予算に合った選択をすることが、後悔しないカラー体験につながります。
迷ったときは「部分ブリーチ(インナー・ハイライト)」を試す期間を設けると、全体ブリーチへの移行をリスクなく体験できます。
まとめチェックリスト
希望の色にブリーチが本当に必要かスタイリストに診断してもらった
1回あたりのカラー料金だけでなく年間総額をシミュレーションした
サロントリートメント費用がメニューに含まれるか・追加かを確認した
カラーシャンプーなどホームケア用品の年間コストを計算に入れた
月の美容予算の上限を決めてスタイリストに伝えた
来店できる頻度と選んだスタイルの色持ちが合っているか確認した
ケアブリーチの有無・料金をサロンに問い合わせた
過去のカラー・パーマ履歴をスタイリストに正直に申告した
全体ブリーチ・インナーカラー・ブリーチなしの3案を比較した
サロンのカウンセリングが丁寧かどうか口コミで確認した